日本を代表する伝統工芸である「漆」と「時計」とのコラボレーションでひとつのジャンルを創りたいと開発された時計です。幾多の挑戦をかさね、長年の夢が叶い「漆塗り文字盤ウォッチ」を完成することができました。熟練の塗師が多くの工程を手作業で漆を文字盤に施した、世の中に複数存在しない「オンリーワンウォッチ」。普遍的かつ飽きのこないユニセックスの薄型・定番スタイル。英語で【japan】と呼ばれる漆器は、まさに漆は伝統工芸であることの証左といえます。
この時計は、能書きを語れる伝説の時計であり、時が経つ程に価値と感動を感じられます。又、財産として次世代に継承できるものです。
この時計の名称にもなっている 「urush ikiso」 は木曽平沢の熟練した職人である伝統工芸士である 荻上 文峰氏 が多くの工程をすべて手作業を重ねて作っています。ウルシ科に属する植物は世界中で約600種類を数えます。樹液が塗料として使用できる木は、日本を含め東南アジアのみに生息していますが、品質的には日本のものが優れています。漆の木が育ち樹液を採取できる迄には15年~20年という長い年月が必要で、1本の木から採取できる量はわずかです。さらにその上、熟練した漆掻きによる手作業により、一滴一滴、時間をかけて集めた貴重品です。ロレットなしのシンプルデザインのりゅうずのトップにも文字盤と同じ茜色の漆を埋め込んで120度で焼き付け加工を施してあります。
漆は自らの力だけで乾燥・硬化し強靭で優美な塗膜を形成します。手作業製作。すべての文字盤は世界にひとつしか存在しない「オンリーワンウォッチ」です。
*尚、以下の画像の文字盤とりゅうず及びバンドの色は異なります。
写真提供 藤巻百貨店
◆商品名:urushi kiso ◆ケース:SS/ミラー仕上 ◆風防:サファイアガラス/裏蓋:ステンレススチール・ミラー仕上 ◆文字盤:木曽漆塗 茜色(研ぎ出し/無地) ◆りゅうず:SS+茜色漆 ◆防水性:日常生活防水 ◆バンド:臙脂色+SS三つ折れバックル ◆ムーブメント:セイコー薄型二針AQ ◆ケース外径:φ30mm×厚さ:7mm ◆重さ:30g ◆生産国:日本