時計修理技能士1級の資格取得まで②

アナログの時計の分解洗浄に加えて、このような内容で試験が行われます。
機械式時計の分解洗浄、組立、注油、調整、りゅうず操作、測定を行って、指定された要求精度になっているかなどが試されるのが、時計修理技能士の資格試験です。今まで、高田技師が指導する姿や、修理する姿を見させてもらっていましたが、これからは、まず、分解する、工具を持つ回数を増やす、慣れていく、経験していくしかありません。
2級の試験前には、何度も何度も失敗しました。試験前の最後の練習の時に、ネジの締め方が甘く、動かなかったという失敗をしました。それが、試験の際にも同じことをしてしまったのですが、一度失敗していたので、どうして動かないのかがすぐに判り、修正できました。やってみるしかないんだなあと感じた瞬間でした。

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